2016年11月10日木曜日

「変わらない」という選択の意味するもの



人は大概において
「自分が嫌い」「自分が好きになれない」と言いながら
「新しい自分」になることにも、激しく抵抗を感じます。

それは、なぜかというと
今のままの自分の方が「ラク」だからです。


そんなわけない!!
ネガティブな思いに縛られている状況は
こんなに苦しいのに。
これのどこが「ラク」なんだ!!

あなたは、反発するかもしれませんね。

では、このようにイメージしてください。


だだっ広い野原を。


開放的で、どこまでも見渡せるのですが
見渡す限り、何も誰も見えません。

あなたはここで立ち止まっていることは許されず
どこかへ向かって歩いていかなければなりません。

どんなふうに感じますか?


好きに歩いていい\(^o^)/ という自由を感じますか?

それとも、果てしない心細さを感じますか?


もし、そこに
草をかき分けて誰かの通ったらしき道が
一本あったら、どうしますか?

あなたは、すこし安心しますか?
そして、自分もそこを通りますか?


ところが、誰かの通った道をずっと歩いていくと、
なぜか元の地点に戻ってしまいました。
                        
あなたは途方に暮れます。
わかっているのに、
また再び野原につけられた同じ道をたどっていきました。

そうして、また元の地点に戻りました。

そんなことをくりかえしていると、
踏みしだかれた道はどんどん太くなります。

太い道は、安心感を覚えるのですね。

ダメだとわかっているのに、
誰も通っていないところを進んでいくのが怖くて
ついなじみのある道を通ってしまいます。

あなたは、自分の通った道をどんどん太くしながら
道を太くすることに全エネルギーをつぎ込みながら
永遠に同じ場所をグルグルと回っています。


あなたの思考の中で
これとまったく同じことが起こっているのです。

これがあなたがいつもくりかえしている
思いグセ
思考パターンです。

同じ道をグルグル回っていることに
気づいていないうちは
それでもよかったのですが

ある日、突然

「もうこれ以上この道を通るのはダメだ」

と気づきます。

ここから、あなたの苦悩が始まります。

歩きなれた道を通っても
自分の望んだ結果にはたどり着かない。
それどころか、どんどん苦しくなる。

かといって
このなんの目印もない野原で、
どこを通ったら自分の望む場所にたどり着くのか
まったくわからない。

できれば苦労なく行きたい
最短距離で行きたい
誰よりも早くたどり着きたい

でも

こわいことがあるかもしれない
行き止まりがあるかもしれない
迷子になるかもしれない

自分で新しい道を開拓していく勇気がない。

そうっやって、
新しい道を開拓する一歩をふみ出せないまま
後ろ髪をひかれるように
しかたなく既存の道を歩いています。

こうして、自分の作り出した
思考のループの中を延々と回っている人が多いのです。

ループの中では
ネガティブな思いを何度も経験し、
そのたびに「傷ついた」ように感じますが
それでも、
ループを出て新しい思考回路を構築するよりかは
ずっと「ラク」だと思ってしまうのです。

さらには、
野原を目の前にして
「どこへ行きたいか」「どうなりたいか」が定かでない人もいます。
ですから、
「とりあえず」と、安易に安心する道を歩いてしまうのです。

どんな未来へ行きたいか、
どんな自分になりたいか、
しっかりと具体的に未来をイメージして

この不確かな野原を一歩踏み出すことが大切なのです。

この一歩が未来へつながる
この一歩が未来へ近づいていっている

そういった強い信念が、あなたの望む未来へ
導いてくれるのです。

それでも
迷ったり、戻ったり、ということもあるでしょう。
そのたびに ひるみ、足がしぶります。

迷ったときほど
「未来の具体的なイメージ」が必要になります。

未来は
誰かがお膳立てして目の前に持ってきてくれるものではないんだよ。
寝て起きたら、勝手に実現しているものではないんだよ。

自分の足で歩いてたどり着くものなんだよ
自分の手でつかみに行くものなんだよ


しり込みしている自分に、心の中で声をかけてあげて下さい。

未来に近づくために、乗り越えないといけないことがあるんだよ、と。


今、第2期開講中の心理学講座「今からはじめる自分育て(1)」は
最初に
「未来の設定とそこへ踏み出すためのワーク」をしています。

なぜ、未来設定を真っ先にやるかというと。

講座が進んでいく中で
ほとんどの方が、
これまで抑えていた感情のフタが開き
ネガティブな感情にとらわれたり
ワークが進まなくなったりするからです。

何のために、こんなワークしなきゃならないのか。

それは、
あなたの意識のフィールドに新しい道を切り開いていく作業であること
自分の本当に望む未来に近づくために、避けて通れないことであること
そのことを自分の中に落とし込んで
自分を励ましていくことが必要になるからです。

そのための未来設定です。

あなたのフィールドには、あなたしかいません。

「手をつないで、一緒にいこうね。抜けがけなしだよ」
という友達はいません。

いるとすれば、あなたの内なる自分。
その存在と同行二人で、現実の世界で一歩踏み出す。



どうしても、ワークや課題がストップしてしまう場合は
「思い描いた未来のために必要なことだよ」と
心の中で語りかけてください。

また、
講座はあくまで、カリキュラムにのった勉強です。

感情との向き合い方、折り合いのつけ方を
習得してもらうためのものです。

習って終わりではなく
自分のモノになるまで、ワークや自己対話を続けてください。

その過程で
問題が起きたり、感情のコントロールが効かなくなる場合は
セッションを受け、きちんと向き合いましょう。

自分という存在の成長に適切に投資ができるということは
ある意味「内的健全さの指標」です。

自分と向き合う中で
そういった価値が理解できるようになると、
実は 問題の解決も早いです。

安直に答えだけもらおうとする姿勢は
かえって問題をこじらせますので
ご遠慮いただいております。ご理解ください。


また、必要に応じて
医療機関などで適切なアドバイスを
受けていただくようお願いいたします。


「未開墾の土地」 弱さ・傷つきやすさ

最近になり、やっと
この「MEADOW」のカードの意味を
深く受け取れるようになりました。




澄田 順子 (すみた じゅんこ)
life.team307@gmail.com

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