2016年8月6日土曜日

心をほどいて つなぐ会話術



夏休みが始まってはや、2週間が過ぎました。
中3の長男の部活が終わり、大きな一区切りでした。


雲のかけはし



子どもたちがひとつ屋根の下で過ごす、濃密な時間。

エアコンの効いた(といっても28℃)リビングで、
子ども3人と私と1匹。
やはり、ちょっとしたことでいさかいが起きたり
ぶつかり合いが起きたり。

それでも、数年前に比べれば、
気持ちの切り替えも早くなって、後を引くことはありません。

しかし、昨日は朝からピリピリとしていて
末男が何度となく投げやりモードに。

注意されると、「じゃぁ、もういい!!」とふてくされて
どこかへ行ってしまいます。

夜も、長男とぶつかり、私にも注意されて
よほど悔しかったのでしょう。

就寝を勧めても、「眠くない」とリビングに居座っていました。

察した姉が
「なにか(お母さんに)言いたいことあるんでしょ」

それを受けて、末男が
「さっきはごめんなさい」

そして、ぽつりと言いました。

「ほんとの気持ちを伝えるって、むずかしいね・・・」

ほっぺには涙のあとが残っています。

私「ほんとの気持ちって?」
末「話を聞いてほしいとか、お母さん嫌いだとか」
私「それもホントの気持ちじゃないでしょ(笑)」
末「・・・うん」

そこで、娘と末男と3人で、「お話タイム」をすることにしました。

順番に、気持ちを話していきます。
聞く方は、さえぎらない、批判しないこと、がルール。

子ども2人の話を聞いて私が言いました。

「私も、話を聞いてあげたいと思うけど
ついいい加減に聞いていたり、後にしてって思ったりすることがあるよ」

それを受けて娘が
「私も休みの朝、起きてきたばっかの時に
 先に起きてる末男が聞いて聞いてってくるの、めんどくさいんだよね」

それを聞いた末男
「え、そうだったの・・・(軽くショック)」

そこで、またひと回り話をして、私がこんなことを言いました。

「なんでケンカになると思う?
 そして、なんでケンカのあとさびしい気持ちになると思う?」

2人はそれぞれ、考えて答えました。

「『わかって』って気持ちが強くなるから強くなるから、ケンカになるんだよ」

ケンカの時って、相手を責めるよね。
相手に聞いてもらおうとするんじゃなくて、
相手を負かそうとして言葉を投げるよね。
その時、「あなたは~」で、しゃべっているよね。

2人はうなずいて聞いていました。

「そして、結局わかってもらえなかったからさびしくなるよね」

相手を負かそうとして話しても、相手は聞いてくれないね。
相手に聞いてもらえるように、伝えることが大切だね。
「わたしはこんなふうに思っている」って伝えるといいね。


「お話しタイム」の場では、誰かがしゃべっている時
さえぎりません。批判も否定も、言いません。

ここでは安心して存在していられる、という安心感

そうして、話しているうちに、心の防御がゆるんで
本当の気持ちがほろっと出てくるんです。

何周か話をまわしているうちに
末男の顔はゆるんでにこやかになっていました。

ホントの気持ちが話せると、
たとえ、一つの「結論」に達しなかったとしても、
緩やかな連帯感と安心感が生まれます。

誰かにわかってほしいのではなく
自分の気持ちを言いきりたかった、
そんな場を与えてほしかっただけなのだと
わかります。

思春期に入った娘は、その感覚にとても共感していました。

そんないい話のあと、娘が
「ごめ~ん、しんみりしてて悪いんだけど、話180°変えていい( *´艸`)」
と、そこからは明るい話題で何周かしました。


ねむくない、といっていた末男は
ゆるんだのでしょうね。
「ねむ~い」といって、寝室に行きました。

お話したいことがあったら
「お話タイム」しよ、って言いなよ。

末男にはそんなふうに伝えました。
末男はこの心地よさを体感したから、きっと
またしようって言ってくるはず。

夏休み、ずっと一緒にいたけれど、
やっとちゃんとお話した、という実感のあった夜でした。


+ + + + +
 + + + + 


相手にどれだけダメージを負わせるか・・・
ドッヂボールのような、会話は卒業しませんか。


本音を引き出す会話には、コツがあります。
少し、意識をして実践するだけで、
相手との関係がぐっと良くなります。

実際に体験したい。
感情的にならずに自分の気持ちをうまく伝えて関係を改善したい、
という方は お問い合わせくださいね。

セッションの中で、
感情の処理、気持ちの伝え方を伝授いたします。

Skypeでの受講も可能です。


花のかけはし



問い合わせ先

生まれなおしサロン みすまる
 山口県下関市赤間町7-16-202

 澄田順子
 

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