2016年6月2日木曜日

感情を感じることと感情のままに動くことは違う ~ ダダこねへの対応



とある日曜日のこと。

小2の末っ子が、中1の姉に
遊ぼーと言っていました。

娘は
今はすることがあるからムリ、
とそっけなく自分の部屋へ行こうとし

あそんでほしい末っ子が感情的になって

「あそんで!」
「ヤダ!」
をくり返していました。

部屋に引きこもった姉を追いかけて
報復(たたく)しようとしていました。

そこで私がDrストップ。

寝室へ暴れる末っ子を引っ張っていき
本人同意のもと
布団にくるんでミノムシ状になってもらいました。

じかにやると私も蹴られるんでね
布団でくるみました。

で私が上からハグするように乗っかって
しばし感情放出タイム

自由のきかない末っ子はしばらく
捕獲した野生動物のように吠えていました。

少し落ち着いたので 話をしました。

〇ちゃん(姉)と遊びたかったの
うん
でも、〇ちゃん、遊びたくないって言ったね
どんな気持ちだった?
イヤだった
ぼくのこと、じゃまにしてると思った
うん、それから?
たたいてやる、と思った

遊んでくれなくて
「ぼくのこと大切にしてくれない」って思ったね
うん
遊ぼうって誘って断られるとすごくさびしいもんね
うん
さびしかったんだね
嫌われたと思ったんだね
・・・うん


しばらく沈黙をおいて
末っ子が笑い出したので、もう大丈夫かなと
ミノムシから出しました。

それから
私とゲームをして遊びました。


今、こうやって書き出していて
先日起こったタレント女子大生刺傷事件を思い出しました。

男の子は、母性を求めます。いくつになっても。

女子のみなさん「きもー」とか言わないでね。
もう、これはしかたないです。

もちろん女性も、母性・母なる存在を求めてはいます。

しかし、女性は自分の中に「女」があるので
そこまで飢えることはありません。

男性は
自分の中に「女」の性の部分がないので
求めざるを得ないのです。

男の子が母を求める時
そこには恋愛に似た感情が混じっているのです。

小さな子どものとき、母親に甘えようとしたら

「もうお兄ちゃんでしょ」
「恥ずかしいでしょ」
「もう大きいでしょ」
「あっち行きなさい」

と、ぴしゃりとやられました。

その時の
見捨てられ感、
寂しさ
悲しさ

これまでは甘えさせて受け入れてくれたのに
いきなりの
理由のわからない拒絶

母親にとってはなんてことないことですが
子どもにとっては全人格を否定されたように感じます

なぜなぜなぜ

昨日と今日では何が違うの?


母から拒絶された心の痛み。
それは、女性へのひな型となって
心の奥にいつまでもくすぶり続けます。


それがやがて屈辱からの怒りに結びつくと
恋愛感情が一気に
強行的なエネルギー(支配・攻撃・報復)に変わるのです。


子どもたちは、成長していく過程で
自分の感情を知り、感じる機会を充分には与えられていません。

ほんとうは?

ほんとはね
さびしかったんだ
じゃまものあつかいされたと思ったんだ

その気持ちを十分に感じてあげると
やがて理解します。

「一緒に遊ぶことを断られたからって
  僕の存在すべてを拒絶されたわけではないんだ」
ということに。

相手の都合を考える余裕が出てくるわけです。
心が成長するって、そういうことだと思います。


けれども、
自分の本当の感情を
「怒り」や「暴力」でしか表現できなければ

最初の末っ子のように
許せない、
バカにしやがって、
叩かないと気が済まない
というように、
怒りとして発するより他になくなってしまうのです。

DVや虐待、ストーカーといった問題は
自分の中の寂しさ・あきらめ・孤独感を
どのように表現したらいいのかわからないから
起きてしまうのです。

怒りと暴力は手っ取り早く発散できますから。


+ + + + 



感情を感じる、ということを知らない人があまりに多い。
というか
感情を感じるということを教えてもらえなかった人。

自分の感情をきちんと感じることで
内なる自分とつながることができます。


普段の生活の喜怒哀楽といった波立つ感情は
浮き輪をつけて水面をパシャパシャしているに過ぎないのです。

勇気を出して水面から顔をつけて
一度
感情の海の中を覗いたら
もっともっと豊かな感情が自分の中にあることに気づきます。

怒りとしてしか表現できない感情に
もっと他の表現を与えられたら
あなたの人生は
もっと豊かになるでしょう。


私のところにセッションにいらっしゃる方は
それぞれ悩みを抱えていらっしゃいます。

そのまま人生をごまかしごまかしで生きることもできるけれど、
変わりたい、克服したい、とやってこられます。

プールで顔つけの練習をする子どもたちを
想像してみてください

最初はこわごわ、
息を止めて、目を閉じて
1秒が精いっぱい

それでも、
少しずつ長くつけられるようになり
目が開けられるようになり
もっと深いところまで見えるようになり
潜ってそこまでみようかな、と思えるようになり・・・

そうやって少しずつ
自分を知ることについて
マスターしていっておられます。

水面から上がったそのお顔は
本当に美しいんですよ。

どうか、自分を信じて
少しずつマスターしていって欲しいと思います。

そして、
そんなはじめの一歩をふみ出したい方
お待ちしております。

お子さんの困った行動についての
セラピーと日常での対処のしかたもお伝えしています。

早ければ早いほど、変わります。

できれば
思春期に入る前にご相談くださいね。
  


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