2016年4月11日月曜日

花仙山へGo ~ (1)出雲青めのう探訪記


鉱物術教室3を終えて、翌 4月2日
子どもたちと帰省しました。

日数の限られた帰省でしたが
ふと思いついて、行ってみようと決めたところがありました。

それは、

出雲勾玉の材料である青めのうの取れる山 花仙山

とりあえずそこ行こう、と
あとはそこから近そうなところを、
当日みつくろって行ってみようと。

そんな感じで行きました。

オットの実家で子どもたちを見てもらい
私一人、玉造方面へ。

あいにく、その日はしとしと雨でした。

まず、宍道湖の南をぐるっと松江方面へ進むと
最初の目的地「まがたまの里伝承館」へ。

勾玉作りにまつわる資料館と天然石の販売スペースがありました。






大きな花仙山産めのう原石を見ることができました。
2013年に、久しぶりに花仙山から原石が切り出された時、
それを全部買い取ったのが、こちらの工房で、
 
販売ケースには、出雲めのうの大きな細工物が
たくさん飾ってありました。

私個人的には、中国ちっくなカービングものが苦手でして・・・。
たしかに、その技巧はすばらしいんですが

出雲石に関しては、
原石のままの方がいいような・・・そんな感じがします。

整形のあと出てきた半端な石を磨いた原石も
少しばかり売っています。

高いな・・・。しかも、艶々しすぎ・・・。

ということで、青めのうのイメージがつかめたので
実際に鉱脈である花仙山に行ってみることにしました。


玉造の観光案内所で、行き方を聞いてみました。
教えていただいた道に沿って車を走らせると
ありました。

花仙山めのう公園

ここが?という感じですが、看板があるのでそうなんでしょう。



道案内に沿って進むと、さほど行かないところに
かつて採掘がおこなわれていた横穴が残されていました。

これだけ? (・ ・;)        これだけ ( ̄▽ ̄)/ チャンチャン


そ、そんなぁ・・・。

もっと、採掘の様子とか、感じ取りたいのに。
なんもイメージできねぇ・・・。

しかし。

目が慣れてくると
ここがまぎれもない青めのうの鉱脈なのだと
気づきます。

雨に濡れた赤土の地面
目が慣れてくると
さざれ状の青めのうのかけらがたーくさん落ちているんです。



色が明らかに違うので、すぐわかります。

じゃあ、どっかに元になる何かもっと大きなものがあるのかな。

地面から露出している青い部分を見つけましたが
うっかり素手で来ていました。
 
すごくきれいな色


それでもと、手で掘ってつかもうとすると、
パランと割れていきます。

あれ? けっこう脆いんかな。
手で、パキパキ割れていくんですね。
割れずに残った部分は硬いんですが。

結晶の脆い部分と硬い部分が混在しているんですね、たぶん。

硬度があり、色が濃いものが上級品として扱われるんだろうな。


採掘跡を離れて、山を歩くことにしました。

花仙山のめのうについて、

島根ジオサイト100選 より

 花仙山山麓で採掘されためのうは、花仙山を作っている安山岩の
 溶岩中に脈として入っています。
 この溶岩は今から約1500万年前(中新世中頃)に陸上に噴出して、
 古い花仙山をつくりました。

 その後の大半の時代,花仙山は陸上の山であったため、
 この溶岩は長い間に風化作用を受け、硬い岩石が軟らかな
 赤土(粘土)になりました。

 その頃、溶岩中の割れ目などの空隙を流れていた地下水から
 石英の成分(二酸化珪素)が沈殿して、めのうができました。
 しかし、めのうは風化作用に強いため赤土の中にそのままの形で
 取り残されました。


噴火によってできた山だったんですね。
そのふもとである玉造に温泉があるのも、熱源があるからなんでしょうね。

さて、しとしと雨の降る山道を、ひとり
なんか落ちてないかな~と、さまよい歩きました。

これがね、けっこう楽しかったんですよ。



落ち葉の積もったふかふかの道、
4月といえど山はまだうつらうつらという感じで
これだけ歩き回っても、落ち葉の下をつついても
虫一匹遭遇しない・・・・ありがたいことです。

子ども心に返って、山に遊んでもらいました。



地面に、めのうが露出しているんです。
けれど、純度が低いのか、自然に崩れていました。
そういうのを見るだけでも楽しい。


例えば、クリスタルを買うとき、
それは、鉱脈から切り離された「物体」として
流通して、ネットでポチっと押して、宅配段ボールで
手元に届くわけです。

鉱脈に触れ、鉱脈を産んだ自然に触れ、
自分で石を拾う。

ネットでしか見たことのない、あの石を!

これを楽しいと言わずして、何と言おうか(笑)


さっと帰るだろうと、
飲食物を何も携帯してなかったので
最後はエネルギーが切れて、帰ることにしました。

90分以上、飲まず食わずで歩き回りました。
いくらか、地面に転がっている石を
分けてもらって、山を後にしました。


その後のことなんて、何んも考えていませんでしたが
ここからが、いきあたりばったりの私らしい
おもしろい展開となりました。





4月のイベントスケジュール、セッションメニューについてはこちら
◆生まれなおしセッション
◆感情整理と問題解決のワーク
◆母と子の心をつなぐピエタセラピー




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