2016年1月21日木曜日

相席してもよろしいですか? ~ 思春期の子どもとのつきあい方

  
  
1月の3連休の最終日、
長男の部活が休みだったので、
家族で、佐賀県武雄市まで出かけてきました。

草場一壽さんという陶彩画家さんの工房
今心工房に行くためでした。

少し早く起きて出発しなければなりません。
長男は、前日「行く」と言っていたので
7時過ぎに起こしたのですが、

どうやらせっかくの休みを早く起こされたのがいけなかったようで
朝からずっとむっつり。一言も発せず。

無理してついてくることはないと思っていたので
そんなふうに伝えましたが
結局、身支度をして、車に乗り込みました。

車の中でも機嫌が悪く、
着いてから、武雄神社とか図書館とか一緒に回りましたが

からだ全体で
「イヤイヤ感」を醸し出していました。

下の子たちが
長男に気を遣うので
一緒にいる私たちの雰囲気もぎこちなくなります。

私も、さすがにイライラし始めたとき、
ふと思いついて、娘にいました。

「彼は、相席の人だと思うことにしよう」と。

相席。
たまたま一緒のテーブルに隣り合った人。

それだけの人。

相席という距離感。

必要以上に、相手に感知しません。
けれども、
お互い少しばかりの気遣いをもって
メニュー表やお醤油の譲り合いをします。

そういった、
境界線と少しばかりの譲り合いの気持ちをもって
一緒に行動すること。

そう思ったら、すごく気が楽になりました。

せっかく家族で来ているのに!
どうして、わざと台無しにするの!

昔なら、そう思いましたね。
でも、その頃は、きっと
「家族は仲良く行動を共にしなければならない」
って、自分に課していたんですね。


けれども、そんな自分をとっぱらって彼の姿を見るとね、
彼だって好きでそんな態度とっているわけじゃないって
痛いほどわかるんですよ。

そんな態度しか取れないってこと、
本人が、一番、この場で申し訳なさを感じている、と。

それを、私が追い打ちかけるように
責めることはないな、と。

だから、愛をもって ほっときました。

お昼を食べて、
草場さんのアトリエに到着しました。

陶磁の板に、何度も釉薬を塗り重ねては焼いて、
出来上がっていく作品。

釉薬がどんなふうに仕上がるか、は
窯次第。
思うようにならなかったり、
ひびが入って割れたり
作家さんの想像を超えた仕上がりに
なったりするのだそうです。

もう、最後は作家さんの手をはなれて
天の意思で作品が仕上がっていくわけです。

そういう、人為的な思惑を超えたところで
ひとつの作品になっている作品は、
躍動感に満ちていました。

本当に、すばらしい体験でした。

帰宅しても、彼の機嫌は直っていませんでした。

口開かないし、
そんなタイミングで実家の母から電話がかかってきましたが
つっけんどんに答えて
電話を切っていました。

次の日、帰宅して

長男がみんなの前で
「昨日は、本当にすみませんでした!!」
って、謝りました(笑)

そこで、初めて
「ホント~、昨日の態度は悪かったよね~(笑)」
と、みんなで突っ込みました。

「いや~、わかってるんだけどね。
あんな気持ちになっちゃうんだよね」って
彼が言っていました。

工房での作品の鑑賞は
彼自身も楽しかったようで
「あの作品がよかった」とか
話してくれました。

一緒に行ってよかったなと思いました。

そして、その日は、
3人とも
ダイニングテーブルで勉強をし、
私は、それを見ながら
夕食の支度をしたのでした。




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家族だんらんの雰囲気、
ぶち壊すのは
長引かせるのは
誰だか知っていますか?

きょうだいゲンカが始まると
心がザワザワして
何とか終わらせたくて
手出し・口出し していませんか?

その時に、
「はやくこの場を何とかしたい」という気持ちだけで
子どもに接すると
余計にこじれてしまいます。
  
私が余計な口出ししたからだと、
こころの中で自分を責める矛先を
子どもにすり替えて
「あんたはいっつも、雰囲気をこわす」って
責めていませんか?

私は、そうでした。

言ったら、一瞬 セイセイするんですけど、
その後で、数倍、自己嫌悪に陥っていました。


こころの中のモヤモヤを
「言ってやらないと気が済まない」と感じる部分、

この荒ぶる感情を
自分で引き受けるところから始めましょう。

感情を相手にぶつけることは
「自分を大切にする」ことではありません。

自分を大切にしましょう。

自分の気持ちを、大切にしてあげましょう。

自分の気持ちが大切にできて、
はじめて、
相手の感情が見えます。
相手の心情を理解できます。

そこで、初めて
相手のことを大切にしようという気持ちが生まれます。

「自分をまず大切にする、優先する」ということは
みなさんが思っているような意味合いではないんです。

自分の気持ちを大切にし、
自分の存在を大切にすることができたら
すでに
相手の気持ちを大切にすることができるようになっています。

自分を大切にするために
することはこれしかありません。


◎自分の中の投影を知る
◎相手との境界線を引く
◎気持ちの伝え方を学ぶ

いつも書いているやつですね。

文字にすると、とてもシンプル。
でも、難しいですね。

長年のクセがしみついて
思考パターンが固定化しているので
行動の変化に結びつかないんですね。

一緒に、変えてみませんか?


私は、とても楽になりましたよ。


先日もすったもんだがありましたが(笑)
それも、乗り越えました。
乗り越えるたびに
家族のことが好きになり、
家族のことが大切になります。

家族、というもとに生まれ合わせてくること自体が
「奇跡の相席」なんですよ。


家庭の中で
おかあさんが、そんなふうに思えるようになったら
家族は、本当に幸せになります。

心が向いたら
お話しに来てくださいね。



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思春期の子どもとの向き合い方には
いくつかコツがあります。

◎親自身の気持ちはまず自分の中で片付ける
   (自分の中の投影を知る)
◎子どもの領域を侵さない
  自分の領域も侵されない
◎子どもへの想いの伝え方を知る

90~120分程度のマンツーマン勉強会として、
心のしくみや、日常での実践などをお教えします。

マンツーマンのいいところは、
感情を溶かしながら行うので
日常での実践がしやすくなることです。
(感情が昇華されていないと、それが足かせになって実践ができません)


ワークシート形式なので、スカイプでも可能です。
スカイプでしたら、ご都合のいい時間に設定できます。

やるからにはしっかりと身につけていただきたいので
3回(3カ月間)レッスン 15,000円とさせていただきます。


連絡先
澄田順子
080-5209-2240

本当に!楽になりたい方、お待ちしています。


◎◎ ・ ○○ ・ ◎◎ ・ ○○

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